2006年04月26日

科研の奨励研究(2006年度)内定!!!!

今年度の科学研究費補助金(奨励研究)が当たりました!!!

奨励研究は、第1種・2種などの研究費に応募資格のない個人が単年度のプロジェクトとして行う研究のための助成金で、MAX1000KJPYです。ほんと、“助成”金ですね。


査読論文二つ(英文)があったし、海外の学会発表経験も何度かあるので、過去の業績的には問題ないと思ったのですが、内容が評価されるかどうか、が不安でした。研究計画調書や経費の書き方もはじめてのことで、何をどう当てはめればいいのかが全くわからず、めくらめっぽうに書いていました。


なんせ、応募締め切り直前に見つけたもので、書類書く時間が短く、準備不足の感は否めませんでした・・・。
スケジュール的には、

1月14日 応募要項発見
1月17日 応募書類提出締め切り
 ・
 ・
 ・
4月24日 内定通知受け取る
 ・
 ・
5月17日 交付申請書提出締め切り



というカンジで、この類の申請は全く初めてだったので何を経費として書いていいのかが全く検討もつきませんでした。



学生時代の恩師にアドバイスを求めて泣きついたら、


研究目的・研究計画に関しては、

■とにかく期間内に実行可能なもの
■とにかく具体的な計画性のあるもの
■説得力があるもの


を書くように言われました。



他のサイトや伝言板を参考にして集めた情報としては、

■今まで行ってきた研究と関連しているもの(継続性のあるもの)
■自分のすでにある業績と関連するもの(継続性のあるもの)


がポイントであるということが見えてきました。


過去の採択された奨励研究で、自分の関連分野を検索してみると、文献研究にとどまる人が多い印象でした。MAX近く助成金がもらえれば、簡単な調査研究としてデータは取れるし、あわよくばそのデータで博論でも・・・なんてよこしまなこと考えて、いちおう実証研究をするという方向でまとめました。





また、経費に関しては、

■物品購入目的ではなく、あくまでも研究追行のための経費
■たんなる学会参加費用ではなく、情報収集・研究打ち合わせなど、あくまでも研究追行のための経費


という印象を前面に出した方がいいと教えてもらいました。


また、平成12年の情報ですが、申請額の7割しかもらえないという裏ルールも目にしたので、とりあえずMAXぎりぎりまで申請するのがいいのかしら?と思い、思い切って旅費とか多めにして見ました。


まあ、いろいろ数字と遊んでいたら、わざとじゃないんですが必要経費の合計が999K・JPYになってしまい、なんか、ぎりぎりまで狙って計算したみたいでイヤラシイな〜と思ったので、チョコチョコ減らして995Kで申請して見ました。


実際に内定した額は760Kでした。申請額の約75%。7割神話は本当だった?!

これって、単年度の研究費としてはどうなんでしょうね〜??去年度の平均の額が500〜600Kだったので、平均を上回ってるから大健闘というところでしょうが、中途半端な額でどういう風に使っていいものか悩みます。


とりあえず、「自分だけの」データが手に入るから、単著で実証研究の論文が書けるのは嬉しい。シガラミ無しだからね。その代わり一人で全部しなければならない。それははそれで大変だけど、ま、Novice研究者としてはちょっと一人前になれた気分です。



内定と一緒に送られてきた『交付申請等事務の手引き』を見ると、経費のカテゴリ分けが自分の考えていたのと違っていて、良くあんな計画調書で採択されたなーと我ながら呆れてしまいました。


初めて知ったのは、


PCソフトは消耗品: まあ、たしかに使用年数は長くないですものね。version upされるのがほとんどですし。

図書費は設備備品: 直ちに所属機関に寄付することになっています。まあ、『備品』といえば備品ですが、自分の研究に関連した本なんて、他の人は誰も読まないのだから私物化してもいいような??設備備品枠でノートPC購入を考えましたが、これも研究終了後は所属機関に寄付。(イヤだぁ〜!!!)


ってことで、やめました。手元に残らないものに大金はたくのはむなしい。


某掲示板では、PCをパーツにしてそれぞれ伝票切ってもらい、消耗品扱いして自分で組み立てるなんて荒業もしているらしいですが、残念ながらそこまで執着してません。(知識もないし)



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参考にしたサイトは



早稲田大の科学研究費Q&A

富山医科薬科大の科学研究費補助金の申請の手引き

Kazさんのが苦心がんばれ



オフィシャルサイトで参考になったものは、

文部科学省 学術審議会議事録


まあ、どの日付の議事録とは言いませんが・・・根気よく読んでいってください。





「科学研究費補助金制度についての説明会」における質問への回答について

平成17年5月26日(東京大学安田講堂)科学研究費補助金制度についての説明会の際に質問された内容に対する質疑応答集のpdfファイルへのリンクがあります。

Q 手土産代は? 
(こんな質問、未だに存在することがオドロキだよ)

Q 5万円以下の図書は消耗品として扱ってもいいですか?
(機関によっては基準額が3万だったり10万だったり・・・)

Q クレジットカード支払いは可
(そしたらポイントやマイルの扱いは?っていう疑問も・・・)


Q インターネット決済の扱いは? 
(増えてますからねー)
 



ちょっとコアな質問が多く、みんな同じような疑問を持っているようで、解釈の手助けになると思います。



・・以上です。結構、どの大学のホームページでも、「各種申請」みたいなリンクで、文科研の申請に関するKnow-howはかかれているので、例として参考になりました。特に、備品か消耗品か?なんていうような経費の区分に関しては、目安になります。


あ、某掲示板も。まあ、全部鵜呑みにはしてませんけど、参考にはなります・・・・裏ネタ的に。
posted by 豊次郎 at 22:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 研究日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今年奨励3回目チャレンジします。どのジャンルで挑戦するかでいつも悩みます!実際私の専門分野は定形外みたいでどこに入るのかね とにかく今年は気合い入れてこのブログ参考に頑張ります!締め切りは来週の金曜日です。kashikocotton
Posted by 近藤 賢子 at 2011年11月11日 11:40
近藤さま  研究費、獲得できるといいですね。応援してます!
Posted by すっぴんねえちゃん at 2011年12月24日 12:27
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