2007年07月15日

電子辞書の比較−(2−2)【08年3月29日追記あり】

【08年3月29日追記あり】――電子辞書ケースに関する記述を追記しました。一番最後にあります。

前回の「電子辞書の比較−(2−1)」では、SR-G10000とXD-GW9600の機能の比較をご紹介しました。


SR-G10000      XD-GW9600



今回は、お店に行く暇のない方のために、ここで液晶画面を画像で比較してみたいと思います。


両機種とも現時点(2007年7月)時点ではそれぞれのメーカーで英語最強モデルですが、コストパフォーマンスや機能の比較でよきライバルとして健闘しているようです。某有名比較サイトでは、XD-GW9600の方がダントツの人気を保っていますが、コチラのサイトを経由して購入なさる方の統計では、SR-G10000を購入される方の方がやや多いようです。


ヘビーユーザーとしては、画面の見易さは使いやすさに直結しますが、店頭へ行かなければ比較できないですよね。店頭でも、ワイヤーでくくりつけられているので比較できないことも少なくないです。


画面の見やすさ




dq big.jpg dq small.jpg

文字サイズ最大               文字サイズ最小

(画面をクリックし、拡大して比較してみてください。)


カシオの画面の明るさは、従来の電子辞書とあまり変わらないので、決して見難いというわけではありませんが、こうして隣りあわせで比較してみると、セイコーSR-G10000の方が画面が明るいのは一目瞭然ですね。ちなみに、両方とも、一括検索で"compare"をODE(Oxford Dictionary of English)で示しています。


同じ表示スタイル(たてわり)ですが、セイコーSR-G10000の方がプレビューで表示される文字数は多いですのでちらっと見たいときは重宝するかもしれません。






液晶画面とフォント 

Letter-big.JPG
↑ 文字サイズ最大

Letter-small.JPG
↑ 文字サイズ最小

(画面をクリックすると拡大して見れます。)


さて、液晶画面とフォントを比較してみましょう。
ちょっとファイルサイズの関係で画素数を小さくしていますが比較は可能だと思います。太字で比較すると差がわかります。


文字サイズが最大のときはそれほど気にならないのですが、文字サイズが最小のとき、カシオXD-GW9600のほうは太字フォントのぎざぎざ(特に候補ウインドウの文字の見難さ)が顕著ですよね。

カシオの方が全体的に丸みを帯びたフォントで、やや縦長フォントのセイコーよりも読みやすいはずなのに、液晶の精度で負けてしまっているので結果としてセイコーの方が読みやすい印象を与えます。

カシオXD-GW9600は、文字サイズを変えても左側の見出し語の候補のサイズは変わりませんが、セイコーSR-G10000は、文字サイズとともに候補の文字も拡大され、最大文字では単語の語尾の文字が隠れてしまいます。これは、好みによるかもしれませんね・・。語尾が変形する単語の場合、語尾が隠れるというのはちょっと使いづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。逆に、候補のリストアップから辞書を選ぶ際に、辞書名が大きく表示されるので探しやすいと感じるかもしれません。


この、写真による比較が参考になると幸いです。




SR-G10000      XD-GW9600









電子辞書のケース


セイコーSR-G10000用ケースは市販では該当するものがないのですが、XD-GW9600用でもぴったりです。ただし、アダプターは入りません。


お勧めは、エレコムのゼロショックシリーズです。


↑の記述は、2007年7月時点の話で、2007年冬に、G10000サイズの電子辞書ケースが発売されました!

カシオXD-GWシリーズもセイコーSR-Gシリーズも大丈夫です。GW7350・GW6800・GW7150・GW9600、SR-G10000・SR-G9000・SR-G8000が入ります。



 


↑はセミハードのケースで、安心感があります。色は、ここにあるピンクとシルバー、黒以外にも、水色、クリームがあります。




↑は肌触りがソフトで衝撃吸収フォームを内蔵。内ポケットもあるのでイヤホンも収納できます。

両方とも、底を固定できるように粘着シートがついていますが、これをつけると電池の入れ替え(カシオ製品)や追加カードの出し入れ、イヤホンの出し入れがかなり面倒ですのでお勧めしません。










posted by 豊次郎 at 21:55| Comment(11) | TrackBack(0) | 電子辞書レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。貴殿の記事を参考にして、SR-G10000とエレコムZSB-DJ002BKを購入しました。ZSB-DJ002BKには幅1cm強と高さ1cm弱の余裕があります。ですから思ったより「ぴったり」ではなかったです(でもお店に行く時間がなかったので情報は大変役立ちました:ありがとうございます)。幅の余端に純正のイヤホンが収納できます。純正ケースのFC200Gは、アマゾンのレビューで「かさばる」とあったので、エレコムのものにしました。
Posted by hk at 2007年10月06日 22:48
hkさん

コメントありがとうございます。少しでもお役に立てたなら幸いです。G10000は値段が高いけれど、辞書のセレクション、検索機能共にとても秀逸なので、高いお金を払うだけの価値はあると思います。

純正ケースは確かに不必要に大きい!ですが、それなりに堅いのでかばんの中やスーツケースの中でもつぶれません。私は用途に合わせてケースを変えています。
Posted by すっぴんネエちゃん at 2007年10月07日 09:52
>セイコーSR-G10000の方が画面が明るいのは一目瞭然ですね。

XD-GW9600は当然バックライトを点灯させた上での比較ですよね?(写真も)

SR-G10000とXD-GW9600双方のバッテリの連続駆動時間を考慮すると、
XD-GW9600はバックライト点灯状態で比較しないと釣り合いませんし。
Posted by 昨日XD-GW9600購入 at 2007年12月16日 23:09
昨日XD-GW9600購入さん

コメントありがとうございます。昨日XD-GW9600購入さんはもしかしたら、違った視点の比較情報をお探しだったのでしょうか? 他の方からのコメントでもいつも思うんですが、ユーザーによって欲する情報が異なるんですね。書き手としてはいつも新しい視点をいただいてありがたいです。

上のXD-GW9600はバックライト点灯させていません。セイコーSR-G10000にはライトが内蔵されていませんので、同じ条件(ライト無しの自然な状態)で撮影しました。

バッテリの連続駆動時間に関しては、現実的に比較は難しいと思います。なぜなら、使用する個人によって使う頻度や読む速度が違いますし、節電に励む人は読み終わったらすぐにOFFにしますが、気にしない人は自動OFFになるまで放っておきます。そういうことが積もり積もってバッテリの寿命にも影響します。

映画館などで使うならわかりますが、私の知る範囲ではバックライトって意外と使わないものだという印象です。点灯時間が調節できないので、読んでいる途中で切れてしまったという文句をよく聞きます。
Posted by すっぴんネエちゃん at 2007年12月20日 11:42
特に決定的にSIIが良いという風には見受けられませんが、好みの問題では? なんかSIIの方が良いと言う前提の元にカシオのあら探しをしている感がしてしまうのは私だけでしょうか?
Posted by き at 2008年01月26日 03:29

'き'さん

もしかしたらカシオ機ユーザーさんで、カシオを援護したくなったのかもしれませんね。

ほかのページを読んでいただければ、それぞれの機種のよい点と悪い点、両方について述べていることが分かると思います。このページで焦点をあてている液晶画面に関してはセイコーが優れているのは一目瞭然です。

日本語検索の柔軟さ、コンテンツのバランス、コストパフォーマンスがいいなどカシオのよい点もたくさんありますよ!

個人のブログですので、個人的な意見を書くことに問題はないと思います(ブログ主も読者も)。読者の方に100%賛成してもらえると思って書いているわけでもないので、マナーに反しない範囲の正当な反対意見なら歓迎です。

さらに、ほかのページにも[※ここの批評は私の個人的意見ですので、購入される際にはアマゾンのレビューなどを見て総合的に判断してください。]と注意書きもしてあります。最終的な判断は読者にあると思っています。
Posted by すっぴんねえちゃん at 2008年02月04日 21:57
上で2種類のケースを紹介されていますが、2つともイヤホン以外にアダプタも入るんですか?
Posted by ジョージ at 2008年04月08日 15:21
アダプターを上記ケースに入れるのはお勧めできません。

ジッパーが壊れるのを覚悟でやってみるしかないと思います。

一度フル充電したらかなりもつので、アダプターは家に置いてあります。私は月1の割合で充電しています。どんなハードユーザーでも、一日や二日で充電池を使い切るということはないので、持ち歩く必要ないと思いますよ!
Posted by すっぴんねえちゃん at 2008年04月10日 11:34
価格.comから飛んできました。電子辞書をピンポイントで比較をしていただいて、感謝しております。

私も、現在SR-G10000とXD-GW9600とを検討しています。

用途は、NATURE、NEJM、SCIENCE系の雑誌を読むことです。私は、英辞郎のナチュラルな訳が好みで逡巡しております。

たとえば、
stark contrastを英辞郎で調べると、「(〜との)あからさまな対比、(〜との)著しい対照」とでてきます。

更に、long overdueを調べると、
《be 〜》支払期限{しはらい きげん}がとっくに過ぎている、ずっと前に始まっている、延び延びになっている

または、long-overdue
【形】
長いこと延び延びになっていた、長年{ながねん}の懸案{けんあん}だった

とでてきます。どちらも上記の雑誌にあった表現です。

こういったサーチがXD-GW9600では可能でしょうか?検索の速さはいかがなものでしょうか?
(ちなみにパソコンで上記の連語は調べました)

医学部志望でして、英語を読む上で多用します。英語の要約問題、和訳問題など。

アメリカの大学を分子生物学専攻で卒業していますが、英語は和訳に関してはめっきり弱くて、自分のなんちゃって留学度に日々あきれております。
上記の連語?サーチを多用しそうなのですが、
SR-G10000とXD-GW9600では、どちらがオススメでしょうか?

お忙しいところ申し訳ありませんが、アドバイスお願いします。
Posted by K-PAX at 2009年03月24日 20:04
K-PAXさん

悩めるところですね。
上記の例ですと、XD-GW9600は「&」検索で、両方の表現ともそれぞれ3つの例文とその和訳が出てきました。文法的な解説は一切なし。例文読んで、使いかたを憶測する必要があるのですが、K-PAXさんレベルだったら十分かもしれません。

SR-G10000で成句検索すると、stark contrastは21の例文がだーっとでて来ました。そのうち二つはイディオムの説明として、5つは和訳つきの例文、あとは和訳無しの英語例文。long overdueは、ハイフン無しで使うことのほうが多い気がします。電子辞書でもハイフンなしで検索した方がたくさんヒットします。23の例文が出てきて、6つは和訳つき例文、その他は英語例文のみという感じです。

まあ、この二つの例だけで決定するわけではないですから、他の機能も考えた方がいいと思うんですが、操作性で考えたら、SR-G10000の方が検索機能はintuitiveなので使いやすいと思います。


どちらにしても、専門用語は既存の電子辞書ではカバーし切れませんし、医学特化型は値段のわりにはコストパフォーマンスがイマイチです。私はネットで検索する羽目になることが多いです。

受験、頑張ってくださいね!!



わたしもなんちゃって留学組みですが、一応仕事に就けています(笑)
Posted by すっぴんねえちゃん at 2009年03月28日 05:52
返信ありがとうございます。
返信いただいたにもかかわらず、iPod Touchを購入しました。すみません。理由は、i英辞郎がダウンロードできるから、です。リーダースや研究者の辞書などありますが、個人的な意見ですが、英辞郎にかなう辞書はないと思います。画面が小さくて、検索しにくいとは思いますが、検索して「ヒット無し」の虚しさよりまだましかと思い、思い切って購入しました。これを武器に、受験がんばります。どうもありがとうございました!
Posted by K-PAX at 2009年04月01日 02:19
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